レスポンシブ・メールフォームには、バージョン6.0から「IP・ワードブロックアドオン」を追加できるようになりました。
このアドオンを追加すると、フォーム送信を拒否するための禁止IPや禁止ワードを設定することができるようになります。
現在の最新バージョンは2018年04月12日公開の1.1です。
更新履歴はこのページの一番下にあります。
禁止IPを指定することにより、その人からのフォーム送信を拒否できます。
その場合、「不正な操作が行われたようです。」と表示され、送信自体ができません。
この機能のために、初期状態のメールフォームには送信者のIPを取得する機能があるのです。
あらかじめ何らかの禁止ワードを設定しておいた場合、その禁止ワードがテキストエリア(改行できる入力欄)に入力されていると、送信を拒否します。
その場合、「不正な操作が行われたようです。」と表示され、送信自体ができません。
警告文を「不正な操作が行われたようです。」という大ざっぱな表現にしている理由は、送信できるためのヒントを与えないためです。
もし、「禁止ワードが含まれています。」というような警告文だったとしたら、「入力文のどこかを修正すれば送れるんだな」とフォーム送信者に気づかせてしまうことになります。
そのような理由から、禁止IP・禁止ワードのどちらの拒否の際も同じ警告文ですし、レスポンシブ・メールフォームに元々付いている「リファラチェックでの送信拒否」の際も同じ警告文にしています。
拒否される側からすれば、何が原因で送信できないのかがわからないので、突破するのに手間がかかることになります。
そのほうがスパム対策として効果的となります。
IP・ワードブロックアドオン付きのメールフォームのサンプル
このサンプルでは禁止IPは何も設定しておりませんが、「うんこ」という禁止ワードが設定されています。
テキストエリア(改行できる入力欄)に「うんこ」と入力し、送信してみましょう。
1、zipファイルを展開します。
ついでにこのZIPファイルをバックアップ保存しておくとベターです。
2、メールフォーム本体にあるaddonフォルダの中に、blockフォルダを入れます。
以下の場所にblockフォルダを設置してください。
css、js、phpのフォルダの中身は以下の図では省略しています。
mailform/
┃
┣━━ addon/block/ここにアドオンの様々なファイル
┃
┣━━ css/中身を省略
┃
┣━━ js/中身を省略
┃
┣━━ php/中身を省略
┃
┣━━ index.html (フォームのページ)
┃
┗━━ thanks.html (サンクスページ)
3、block-config.phpでCcとBccのメールアドレスを記述する
禁止したいIPや語句を同梱の設定ファイル(block-config.php)内で記述してください。
設置は以上です。
自分のIPを拒否設定してからフォーム送信テストをしてみたり、禁止語句を入力してフォーム送信が失敗するかを確認してみましょう。
初期状態(このアドオンなし)の状態に戻すには、上記の設置手順2でaddonフォルダに入れたblockフォルダごと削除することで戻ります。
また、block-config.php内での設定を初期状態のように空欄に戻してもOKです。
レスポンシブ・メールフォームにはこれの他にもいくつかのアドオンが存在します。
それらすべてのアドオンと併用することができます。
ご自身にとって必要な機能のアドオンだけをピックアップして組み合わせることができます。
価格は2,000円(税抜)となります。
設置メールサポートがついておりますので、ご自身で設置をする際につまづいた際にはご質問ください。
注意:設置メールサポートは「アドオンの設置」に関しての質問のみとなります。
ですので、アドオンなしの初期状態のメールフォームが正常に動作している上でご購入ください。
また、カスタマイズに関してのご質問は有償メールサポートを別途お申し込みください。
ご購入は以下からどうぞ。
ペイパルと銀行振込でのお支払いの場合は、料金のお支払いをしていただき、その入金確認後にメールで添付にてお送りする形となります。
それ以外のクレジット決済の場合は、お支払い後にすぐダウンロードができますのでお急ぎの方にはおすすめです。
【レスポンシブ・メールフォームのIP・ワードブロックアドオンのご購入】
ペイパルでお支払い
お問い合わせページからお申込み(銀行振込)
STORESでご購入(クレジットカード・コンビニ決済) (決済後ダウンロード可能)
このサイトでご購入(クレジットカード決済) (決済後ダウンロード可能)
※ クレジット決済の注意点
上記のペイパルと銀行振込以外の場合は、お支払後にアドオンファイルをすぐにダウンロードできます。
このサイトでのクレジット購入の場合は、入力必須な項目を最低限としている分、ダウンロードはそのセッション中(ブラウザを閉じるまで・または24分以内)にのみ可能となります。
再ダウンロードしたい場合は、お問い合わせページからご連絡くだされば、本人確認後にメール添付にてお送りいたします。
ご購入の際の領収書の発行を承っております。
PDFファイル形式なら無料。印刷して郵送の場合は手数料として1000円(税抜)が必要となります。
領収書をご希望の方は、お問い合わせページからご連絡ください。
購入の際に登録されたメールアドレスで本人確認ができますので、そのメールアドレスから送信してくださると対応がスムーズになって助かります。
このアドオンは現時点では通常版のバージョン6.0以降にのみ対応しています。
それ未満のバージョンであったり、WordPressプラグイン版のほうには対応しておりませんので、ご注意ください。
(メールフォーム本体のバージョンは、mailform.phpの冒頭あたりに記載してあります)
また、普通に使用していてプログラム上のバグ(不具合)があった場合には、追加料金なしでバグ修正を行いますので、そのような際にもご連絡ください。
(お客様の手によってJavaScriptファイルやPHPファイルを独自カスタマイズされている場合は除く)
(2018年6月23日改定)
アドオンは1つのご購入につき、1サイトで使用可能です。
(異なるドメインのページは、異なるサイトとみなされます)
例えば、1つのサイト内にアドオンを複数設置する場合は、アドオンの購入は1つでOKです。
しかし、複数のサイトにアドオンを設置する場合は、2つ目以降は再度アドオンを正規料金でご購入していただければ幸いです。
実際にプログラムを使用するのはアドオンを購入された方のクライアント(依頼者)のサイトだったりするわけですから、そのクライアントに正規の料金をお支払い願えればと思います。
【余談】
最近問題になった漫画村の一件と同じですが、制作者に正しく利益が発生しないと新たなモノを作る気がなくなってしまうのは仕方ないことだと思います。
ここ20年で本が売れなくなって本屋が減り、CDが売れなくなってミュージシャンの新曲リリースが減りました。
本の中でも漫画は今も売れているようですが、漫画村のようなサイトが普及すれば、20年後には漫画業界までもが今の音楽業界のようになっていたことでしょう。
私も顧客管理プログラムを作ったっきりでほとんどアップデートしないのは、このプログラムから利益が出ていないからなのです。(需要が少ないのが最大の原因です)
このようなプログラムは配布を終了させるかもしれません。だって意味ねえもん。(2018年7月23日:配布を終了しました)
メールフォーム本体とアドオンは適合するバージョンというものがあります。
どのバージョンが合うかは、メールフォーム本体ページの「アドオン互換表」と後述する「アップデート履歴」で確認ください。
ですので、もしアドオン購入後にメールフォーム本体をアップデートさせると、アドオンが古いバージョンのままのせいで正常動作しなくなる場合があります。
過去にアドオンを購入された方からご要望があれば、新しいバージョンのアドオンファイル一式をお送りいたしますので、お問い合わせページからお求めください。
その際には、現在お持ちのアドオンファイル一式をメール添付して私にお送りいただくことで、過去に購入したことの証明とさせていだきます。