アクセス解析を見ることはウェブサイト運用の最も基本です。
ウェブサイトからお問い合わせや売り上げを獲得したいと思ったら、アクセス解析を毎日確実にチェックしなければいつまで経っても成果は出ないでしょう。
2015年現在では「Googleアナリティクス」というGoogle製のアクセス解析が事実上の業界標準になっていると言えます。
高機能でありながら無料で利用できるため、きちんと運用されているウェブサイトであればGoogleアナリティクスは必ず設置してあるはずです。
しかしGoogleアナリティクスはその高機能さゆえに選択できる項目が多く、操作が複雑です。
と同時に、もともと英語圏で作られたものを基に日本語にしているため、使われている用語が直感的に分かりにくい部分があります。
このページではGoogleアナリティクスを扱うのが初めてという方のために、まず最初に見るべきポイントを解説します。
最初は最低限見るべきポイントだけを見るようにし、見方や操作に慣れるにしたがって見る項目を増やしていくのが良いと思います。
Googleアナリティクスにログインする
まずは以下のページからGoogleアカウントを使用してログインをします。
すでにGoogleアナリティクスをウェブサイトに設置してあるという前提で話を進めますので、その時に使用したGoogleアカウントを使用してログインしてください。
https://www.google.com/intl/ja_jp/analytics/
ログイン後は以下のような画面になります。
アクセス解析データを見たいサイトを選択してください。(3段階の展開式)
解析データを見たい期間を選択する
まずは見たい期間を選択します。(初期状態では直近1ヶ月間になっています)
右上のプルダウンメニューをクリックし、現れたカレンダーから開始日と終了日を選択します。
「2015年7月」というように書かれた部分をクリックすれば、その月が1クリックで選択できます。
選択したら「適用」を押してください。
セッション・ユーザー・ページビューを確認する
最初に見るべき部分は「セッション」、「ユーザー」、「ページビュー」の3つです。
この3つを見ることが最も基本となります。
以下にそれぞれの意味を説明します。
- セッション
- ブラウザを閉じるまでが1セッション。または別サイトに行ったまま30分以上経過したらセッションはリセットされる。
- ユーザー
- アクセスした人数。ユニークユーザーと呼ぶ場合もあります。
- ページビュー
- 一般的にアクセス数と呼ばれるもの。
例えば、1人が合計10ページを閲覧した場合は、1セッション・1ユーザー・10ページビューになります。
そこで一度ブラウザを閉じたりPCを再起動などしたりして、その後再びアクセスしてきて5ページ閲覧した場合は、2セッション・1ユーザー・15ページビューとなります。
わかりますでしょうか?
セッションとユーザーは少し似ている部分があるので、慣れるまでは区別しにくいかもしれません。
慣れるまではユーザー数とページビュー数だけを確認するだけでも良いでしょう。