このページの内容は2008年に書いたものなので、2019年現在となっては古いものとなります。
クロスブラウザとは、ホームページ制作に使われる技術(HTML・CSS・Javascript)などによる挙動や表示結果が、各Webブラウザ間で違いが出ないようにすることです。
Webブラウザというものはそれぞれ仕様や完成度が違うため、同じコードを読み込んでもその挙動や表示が違ってきたりしてしまうのです。
そこで、Web制作者は各ブラウザ間での挙動や表示の違いを打ち消すために、ブラウザごとに違う処理をしたりして挙動や表示結果の違いを回避させる実装をするのです。→CSSハックに関してはこちら
しかし世の中には数多くのWebブラウザがあり、それらすべてに対応させることはコスト的にも不可能です。
つまり、“これより古いブラウザはクロスブラウザ対策をしない”であるとか、“シェア何%以下のブラウザにはクロスブラウザ対策をしない”というような、線引きをどこかでする必要があるのです。
この線引きをどのラインで行うかは、その時代のブラウザシェアや制作コストによって決まったりするのが一般的です。