通信速度・ページ表示速度・離脱率の関係を図で解説


サイトの表示速度はどこまで速くすればOKか?」のページでは「速ければ速いほど良い」と説明しました。
このページでは図を使ってそれをわかりやすく解説してみます。

通信速度が充分な速さの環境で、2秒で表示されるサイトがあるとします。(以下のグラフのオレンジ色の点の位置)
2秒で表示

通信速度が遅くなれば、それに比例して表示速度も遅くなっていきます。
通信速度に比例して表示も遅くなる

表示に3秒以上かかると離脱者が急激に増えるのは多くの統計でハッキリしている事実なので、サイトに確実にアクセスしてくれるのは以下のグラフで残っているオレンジ色の線の部分だけです。
3秒以上かかると離脱

【補足説明】
離脱とは、ページを閉じたり前のページに戻ってしまうこと。

次は通信速度が充分な速さの環境で、0.5秒で表示されるサイトがあるとします。(以下のグラフの緑色の点の位置)
0.5秒で表示されるサイト

このサイトも上の例(2秒サイト)と同じように、通信速度が遅くなればそれに比例してサイトの表示速度も遅くなります。
ウェブサイトというものはデータをダウンロードする必要があるため、通信速度の影響は避けられません。
通信速度に比例して表示も遅くなる

そして、表示に3秒以上かかると離脱率が増えるのも同じです。
離脱率が上昇するエリア
しかし、上のグラフで残っている緑色の線の長さを見ればわかるように、このサイトの場合は確実にアクセスしてくれる人(3秒未満の人)が多いことになります。

通信速度は年々進化して速くなってきているとはいえ、様々な要因によって一時的に遅くなることが普通にありえます。
例えば以下のような要因が考えられます。

  • 通勤時間や夜のゴールデンタイムなど、ネット利用者が多くて混雑しているため。
  • 電車や車で移動中などに接続先の基地局が切り替わるため。
  • 使用している端末(PCやスマホ)が高負荷になっていて処理能力が追い付かないため。
  • 自宅のWi-Fiに接続時、ルーターの処理能力が不足しているため。

このように通信というものはとてもデリケートで脆いものなのです。
私はLANケーブルをPCに直挿しという有線接続で仕事をしているのですが、それに比べればにWi-Fiのような無線接続なんて不安定なものですし、4Gや5Gのような携帯電話通信はもっと不安定なものです。

それはつまり「通信速度のムラが大きい」ということであり、言い換えると「遅くなることもある」ということです。
Wi-Fiや4Gなどの無線接続でネットを見る人が大多数である現在は、通信速度が遅くなることを前提としてサイトを作らなければいけません。

だからこそサイトの表示速度は「速ければ速いほど良い」のです。

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